花粉症

花粉症のイメージ写真

花粉症は、スギやヒノキなど植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こすアレルギー性の疾患です。
主な症状は、立て続けに何回も繰り返すくしゃみ、透明でサラサラとした鼻水、両側の鼻づまり、目の痒みです。
微熱は出ても、高熱にはならないのが特徴的です。当院の花粉症外来では、こうした症状の改善に努めてまいります。

主な症状

  • 発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • 眼のかゆみ、充血、涙が出る、目ヤニ、目がかすむ、眩しい
  • 頭が痛い、ぼーっとする
  • 耳がかゆい、聞こえにくい
  • 口が乾く、味覚がよく分からない、口内炎
  • 喉が痛い、咳や痰が出る、声がかすれる
  • 顔や首筋などの皮膚に発疹が出る、皮膚がかゆい
  • 食欲の低下、胃がもたれる、下痢
  • 発熱や全身の倦怠感

など

花粉症の治療法

花粉症治療は、主にお薬を用いて行います。
基本となるのは抗ヒスタミン薬の内服であり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを軽くする効果があります。
なお、症状が軽かったりしても、自己判断で服用を中断したりしないでください。
指示通りきちんと飲み続けないと、病状が再燃しかねないのです。

鼻づまり症状が強い人には、内服薬に加えて局所ステロイドの点鼻薬を併用します。
ステロイドとは言っても、内服薬と違ってごく少量なため、副作用の心配は少ないと言われています。
目の痒みや異物感などの症状には、抗アレルギー点眼薬やステロイド点眼薬を用います。